ドリフターズサマースクール体験記(22歳・男)
夏休みに「ドリフターズ・インターナショナル」という、実に怪しい、実のところ素敵なNPO法人が主催する「ドリフターズサマースクール」なるものに参加していました。
サマースクールは、制作、ファッション、建築、ダンスの4つのコースに別れて2ヶ月のワークショップをして、最終的に1つの舞台を作ろう、という試みです。プロセスを含めた舞台全体のプロデュースを制作コースが、舞台衣装をファッションコースが、空間構成を建築コースがつくり、そこでダンサーが踊ります。4つのコースでのコラボレーションがテーマです。
僕はダンスコースで申し込んだのですが、その理由はさておき、森下スタジオが二ヶ月間の稽古場所で、夏休みはほぼ毎日練習していました。周りが皆ダンサーか経験者の中で、僕だけダンス経験ゼロだったので、全員が先生でした(笑)バッキバキに硬い体も、毎日ストレッチすると少しずつ柔らかくなっていきます。振りを作ったり、覚えるのも楽しかった。何より、上達すると褒めてくれるんですね。最高です。あまりに練習が楽しくて、もう作品作らなくていいからずっと稽古していたかったです。
50人で1つの作品をクリエイションするのは大変でした。決まるまでに時間がかかります。いざ実装するまでにアイデアの純度が下がってしまって、やってみたら「アレ?」ってなったり。しかし悪いことばかりではなく、伝言ゲームのように面白い誤解が生まれたりもするし、お互いを信頼して丸投げすればいいんだなあ、と講演を終えて気が付きました。
だから、話し合いには凄く時間を掛けました。徹夜で話し合ったり。何時間もぶっ続けで話しっぱなしで、疲れて今なんの話をしているか分からなくなってしまうような事も何度もありました(笑)実際やってみたら一瞬で解決したり、案がダメになったりして「あの話し合いなんだったんだろう」何度思ったことでしょう。ハハ
いやあ、それこそが最大の収穫だったんじゃないかと思うのです。先が見えない中で進んでいく感じを一回経験できたのは、かなり良かったんじゃないでしょうか。体力もついた気がします。ドリフ受講生の平均年齢は23,4歳くらい(?)で、志の高い人たちが多かったので、話し合い自体にストレスを感じませんでした。個人的には、期間中に「ちーちゃん賢い」などと、同じダンスコースの人や建築コースの人から指摘してもらうことがあり、それが自信になりました。
山田うんさんが、自身のブログで、ドリフ受講生へメッセージを書いてくれました。
うんさんが前に言っていた「高いところで手をつなぐ」意識を忘れずに、僕はこれから建築をやっていこうと思います。
http://d.hatena.ne.jp/yaun/20110917
(写真はドリフの皆が撮ってくれた写真から!)
サマースクールは、制作、ファッション、建築、ダンスの4つのコースに別れて2ヶ月のワークショップをして、最終的に1つの舞台を作ろう、という試みです。プロセスを含めた舞台全体のプロデュースを制作コースが、舞台衣装をファッションコースが、空間構成を建築コースがつくり、そこでダンサーが踊ります。4つのコースでのコラボレーションがテーマです。
僕はダンスコースで申し込んだのですが、その理由はさておき、森下スタジオが二ヶ月間の稽古場所で、夏休みはほぼ毎日練習していました。周りが皆ダンサーか経験者の中で、僕だけダンス経験ゼロだったので、全員が先生でした(笑)バッキバキに硬い体も、毎日ストレッチすると少しずつ柔らかくなっていきます。振りを作ったり、覚えるのも楽しかった。何より、上達すると褒めてくれるんですね。最高です。あまりに練習が楽しくて、もう作品作らなくていいからずっと稽古していたかったです。
森下スタジオ
私のTシャツびしょびしょ。一日3枚くらい変えてた
コロッケおいしい
こちら本番のKAAT(神奈川芸術劇場)
こうなった 設営中の写真
いつかの模型
おお
部屋と膜と私
服の山(これはファッション担当)
素材提供のエアバッグのパターンから作る
かわいい
ダンスの先生、山田うんさん
ダンスの先生、山田うんさん
うんさんと私
男ダンサー
50人で1つの作品をクリエイションするのは大変でした。決まるまでに時間がかかります。いざ実装するまでにアイデアの純度が下がってしまって、やってみたら「アレ?」ってなったり。しかし悪いことばかりではなく、伝言ゲームのように面白い誤解が生まれたりもするし、お互いを信頼して丸投げすればいいんだなあ、と講演を終えて気が付きました。
だから、話し合いには凄く時間を掛けました。徹夜で話し合ったり。何時間もぶっ続けで話しっぱなしで、疲れて今なんの話をしているか分からなくなってしまうような事も何度もありました(笑)実際やってみたら一瞬で解決したり、案がダメになったりして「あの話し合いなんだったんだろう」何度思ったことでしょう。ハハ
いやあ、それこそが最大の収穫だったんじゃないかと思うのです。先が見えない中で進んでいく感じを一回経験できたのは、かなり良かったんじゃないでしょうか。体力もついた気がします。ドリフ受講生の平均年齢は23,4歳くらい(?)で、志の高い人たちが多かったので、話し合い自体にストレスを感じませんでした。個人的には、期間中に「ちーちゃん賢い」などと、同じダンスコースの人や建築コースの人から指摘してもらうことがあり、それが自信になりました。
山田うんさんが、自身のブログで、ドリフ受講生へメッセージを書いてくれました。
うんさんが前に言っていた「高いところで手をつなぐ」意識を忘れずに、僕はこれから建築をやっていこうと思います。
http://d.hatena.ne.jp/yaun/20110917
(写真はドリフの皆が撮ってくれた写真から!)
2011-10-05 02:51
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