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131109 物語について

10月26日の今和次郎賞の授賞式で、瀝青会とともに受賞された延藤安弘さんの講演 『マンションをふるさとにしたユーコート物語』を聞いた。 以下はユーコートについての引用。
京都洛西ニュータウンにある中層集合住宅。 46戸の居住者が建築家と協力し、設計に参加したコーポラティブ住宅の方式で建設された。 住棟に囲まれた敷地中央のまとまった共用緑地と広場からアクセスするコモンアクセス形式の住戸配置計画である。 48戸の住宅はそれぞれ個性を保ちながら、住戸間のコミュニケーションを考慮して、必要なときにお互いに行き来できる様にしたつづきバルコニーや通り抜け共用通路等を設けている。(京都、1985年) http://kenchikukeikaku2009.seesaa.net/article/121431884.html
講演のなかで「物語をナラティブにつむぐ」ということを言っていたのが印象的だった。共同生活の面白さもめんどう臭さも、ひっくるめて引き受けるという意味だと思うのだが、そのあと後藤先生も「都市計画はこれまでハードウェア、ソフトウェアを計画してきたが、ユーコートの試みはいわばナラティブウェア。これから都市計画はナラティブウェアをいかに設計するかに移っていくのだろう」みたいなことを言っていた気がする。
ナラティブとか物語性とか、うまく説明できないけど、「自分が生まれる前から続いていて、自分が死んでからも続いていく大きな物語に自分が接続されること」だと思っている。説明のなかに「物語」が入っていて全然うまく言えてないけど。

続(く気がする)
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